改めて「白湯」を見直す。

こんばんは。

昨晩の満月、とてもきれいでしたね🌝


朝晩冷えるようになってきて、冷えが気になる方も出てきたのでは?

冷えることで便秘になりがちになってしまう方もいるかもしれませんね。


そんな方には、朝の「白湯」がおすすめです。

身体の中(内臓)から、ゆっくりと体を温めてくれますよ。


数年前から健康に良いと紹介されることも多くなったので、既に取り入れている方も多いかもしれません。


私も今ではすっかり「白湯」が朝の習慣になりました。

コップ一杯のお白湯で足の指先までじんわり温まってくるので驚きます。


今では健康に良いものとして、よく知られる「白湯」。

でも、なぜ「白湯」は体に良いと言われるのでしょう?


◎アーユルヴェーダ的、白湯の考え◎

「白湯」についての見解はいろいろとあるようですが、私が教えていただいたものは、アーユルヴェーダ(インドの伝統医学)由来のものです。


アーユルヴェーダの基本となる考えに、

人間のからだは「火」「風」「水」という3つの自然界の要素で成り立っている

という考えがあります。


白湯は、この3つの要素が全て揃っていると考えられていて、どういうことかというと、


白湯を作るためには「水」を「火」にかけます。

更に、白湯を作る過程で「水」を沸騰させることで「気泡=風」が生まれる。


白湯をつくる過程で3つの要素が揃った!


3つの要素を備えた白湯を飲むことで、体のバランスが整うことから、健康に良いとされています。


皆さん、色々な方法で白湯を作っていると思いますが、私がアーユルヴェーダの先生から教わって、続けている白湯の作り方はこちら。


◎白湯の作り方◎

①やかんまたは小鍋にお水を入れ、蓋をして火にかける。

②沸騰したら蓋を取り、そのまま10〜15分沸かし続ける。ぽこぽこ、気泡が出続けるくらい。

※沸かすうちに水かさが減るので、多めのお水で作りましょう。

③そのまま50度くらい(マグカップを持って熱いと感じるくらい)まで冷ます。

④ゆっくりと白湯を飲む。


簡単だけど…


わざわざ、やかんやお鍋で作るの面倒くさいな〜と思った方


いますよね?笑

私も、最初は電気ポットじゃダメなの?って思ってしまった口です。

わざわざ沸かして「白湯」を作るメリットってあるのでしょうか?


◎わざわざ「白湯」をやかんで作る理由◎

電気ポットで作った白湯も、ウォーターサーバーのお湯にお水を足して作った白湯も、

体を温めるという意味ではある程度の効果が望めます。

(ウォーターサーバーのお湯に水を足して作ると、「風」の要素が足りず、アーユルヴェーダの観点からは離れてしまいますが。)


それなのに、わざわざお湯を沸かして、煮詰めて「白湯」を作る必要があるのか?


実は、水を煮詰めることで結晶のサイズが小さくなり、体への吸収が高まると言われているのです。


同じ「白湯」を取るにしても、胃腸への負担を少なくして取ることができるのです。


◎白湯のアレンジ◎

私は、朝起きたときの体調で、「白湯」にちょこっとアレンジしています。

例えば、体がむくんでいるな〜と思ったときは、「白湯+レモン+塩」

お塩はちょこっとね。沖縄の「粟国の塩」をメインに、数種類を気分で選んでいます。


お腹が張っているな〜と思ったときは、「白湯+クミン」

消化を助けてくれるクミンを加えます。一気にインドの風が。


風邪っぽいな〜と思ったときは、「白湯+生姜(+レモン)」

体があっという間にポカポカに。


体の中(内臓)から温めてくれる白湯は、冷え性改善にも、便秘の解消(腸が温まることで腸の動きが良くなります)にも効果的。


ぜひ取り入れてみてくださいね。

本日もお読みいただきありがとうございました




Lahja*リサ

Lahja

熊本市 Lahja(ラハヤ) 体の外側と内側、両方向から「心地よく自分をととのえる」ことへのアプローチをご提案しています。 日々の生活で少しずつ溜め込んだ不調のもとに、アブドミナル(腹部)セラピー、ロミロミ、 発酵を取り入れた食生活のご提案を通してアプローチし、 より自分らしく毎日を楽しむためのお手伝いができれば嬉しく思います。

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