私が麹士を目指すまで
こんばんは🌜
関東は、おひさまの光が暖かい日曜日でしたね。
お散歩がてら地元の神社に向かう道すがら、「バナナ」と書かれたガムテープがたくさん。笑 🍌🍌
十二日に神社周辺でお祭りがあるため、出店の目印となる準備の模様。
「バナナ」の他にも「タコ(たこ焼き)」やら「大阪(大阪焼)」やら「ベビー(ベビーカステラ)」と書かれたガムテープが道路にずらり。
ガムテープを追っていたら、あっという間に目的地に辿り着き楽しいお散歩時間でした。
さてさて。
プロフィールでも名乗っている通り、私は「麹士」(麹をおこす人)としても活動しているのですが…。
その肩書を名乗ると、大抵の方々から「麹士?何それ?!」との反応を頂きます。
そして「何それ?」と同時に多く頂く「なんで麹士になろうと思ったの?」というご質問。
そりゃそうだ。
「何?」「なんで?」って思いますよね。
私も自分で勉強しようと思うまで「麹士」なんて全く知らなかったもんなぁ。
ということで、なぜ私が麹士にまでなろうと思ったのか、今日はそんなお話を。
麹士を目指したきっかけは、発酵食の魅力にはまったことの延長線なのですが…
そもそも最初から発酵食を勉強していたわけではありませんでした、実は。
私は、OL時代に長らく無月経に悩まされた時期があったのですが、治療を続けるなかで、ピルや薬を飲み続けることに段々と疑問やストレスを感じるようになってしまいました。
そんなこともあり、叙々に「漢方」や「鍼灸」といった東洋医学を積極的に取り入れるように。
それがきっかけで薬膳も勉強し始めたのですが、薬膳の勉強を進めるうちに
あれ?
もしや日本人にとって最も良い「食事」って
昔から大切にされてきた日本の食の形なのでは?
という思いがプクプクと。
季節に沿った旬のものを、季節と身体に合わせて取り入れる。
薬膳の方針は、そもそも日本人が大切にしてきた食の形に備わっているものかもしれない。
そんなことに気がついて、改めて日本の食文化を見直すことに。
そこから日本の伝統的な「発酵食品」「発酵調味料」の魅力にどんどん取りつかれてしまい…。
「生麹」を取り寄せて「甘麹」や「味噌」「塩麹」などをつくり始めたところ、手作りの美味しさに驚き、これらが身体にもたらす効果も実感するうちに、発酵調味料をつくり、楽しむことがいつの間にかすっかり習慣に。
発酵の世界を、もっともっと知りたーい!と追いかけるうちに「麹士」に辿り着いていました。
つまりは「発酵オタク」の結果が「麹士」です。笑
今でも、初めて自分で醸した「麹」が出来上がった瞬間の感動は忘れられないし、何度繰り返した今もなお、麹が出来上がる瞬間は、毎回我が子のように愛しい気持ちになるのです。(変態ですねぇ。)
わずかではあっても、日本の伝統を未来に繋いでいけたら嬉しいなぁとも思います。
麹づくりに興味がある方がいらしたら、いつでもご連絡くださいね!
何かお伝えできることがあれば嬉しく思います。
本日もお読み頂きありがとうございました。
Lahja* リサ
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