「お腹のケア」で得た効果 〜思考のデトックス〜 ②

こんばんは。

昨日に引き続き、「お腹のケア」と「思考のデトックス」の関係についてのお話です。


今日は、「中医学の観点」からみたお腹と思考の関係について。

◎中医学の観点から見る「腸」◎


中医学では、臓器は感情を持つと考えられていて、

「腸」は「思考や感情に関係がある臓器」

として考えられています。


例えば小腸。


小腸は、身体に入ってきた食べものを必要なものと不要なものを分けるというところから、

“識別力”や“判断力”とつながりがあると言われています。


その為、小腸が健全に動かないと、

思考がモヤモヤしてしまったり、

自分にとって必要なものと不要なものが判断しづらくなってしまう状態に陥りやすくなる、と考えられています。


では、大腸は?


中医学において大腸は、

不純な考えや感情を排出する役割があると言われています。


いらなくなった考えや感情、過去を手放すお手伝いをしてくれます。

つまり、大腸の滞りは、日々の感情の整理と関係があるということ。


大腸が滞ると、感情の整理がうまくいかなくなり、モヤモヤが募ってしまいます。


逆に、過去の感情を捨てられなかったり、

何かにずっと囚われてしまったり、

過去を引きずってしまう傾向が強いと、

大腸の滞り(=便秘)につながってしまうことも…。


何か物事をずっと抱えたままにしてしまう面倒くさがりタイプさんも、便秘であることが多いと言われていますよ。


今、ドキッとした方いましたか?(笑)


昨日のお話も含めて、改めてまとめると…

なぜ「お腹のケア」をすることで

頭や心のモヤモヤが解消されて、自分の考えがハッキリする(=思考のデトックス)のか?


それは…


まずひとつに、腸は脳や精神面と深い関係にあるから。

腸は脳とつながって、気持ちをリラックスさせたり、不安にさせたりしている。

ハッピーホルモンのセロトニンも90%が腸でつくられている!


そして、中医学では「腸」は「思考や感情に関係がある臓器」として考えられているから。

小腸の働きが滞れば知性が鈍り、大腸の働きが滞れば感情の整理がうまくできなくなる!




なんだか心の中がモヤモヤしたり、頭の中の考えがまとまらないとき。

「お腹のケア」をすることで、思考をデトックスするお手伝いになるかもしれません。


腸を整えることは、身体と心(思考)をスッキリ整えること。


アブドミナルセラピーを、身体と心の声に耳を傾けるお時間にご活用いただけたら嬉しいです。


本日もお読みくださりありがとうございました。


Lahja* リサ

Lahja

熊本市 Lahja(ラハヤ) 体の外側と内側、両方向から「心地よく自分をととのえる」ことへのアプローチをご提案しています。 日々の生活で少しずつ溜め込んだ不調のもとに、アブドミナル(腹部)セラピー、ロミロミ、 発酵を取り入れた食生活のご提案を通してアプローチし、 より自分らしく毎日を楽しむためのお手伝いができれば嬉しく思います。

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