「お腹のケア」で得た効果〜冷え性改善〜 ②
こんにちは。
昨日に引き続き、「お腹のケアと冷え性改善」の関係についてご紹介したいと思います。
昨日お話した「小腸に集まるリンパ」に加えて、もうひとつ冷え性改善と関係のあること。
それは、「腸のはたらく仕組み」と関係しています。
腸のはたらく仕組み。
そもそも、腸って何でできているのでしょう?
なんとなく管の形をしていることは想像がつきますが、それが何で構成されているかまで考えるなんてこと、、、
なかなかしませんよね。
腸は、大まかに言うと3つのもので構成されていて、
「粘膜・筋肉・漿膜(しょうまく)」
で構成されています。
(画像は看護rooさんよりお借りいたしました。)
粘膜と聞くと想像できても、
腸にも「筋肉」があると聞いて意外に思った方も多いのではないでしょうか?
実はこの「筋肉」こそが
「冷え性の改善」に一役買ってくれている働きもの!
腸の筋肉が使われるのは、私たちが消化活動を行うとき。
つまり、腸がしっかりと消化活動を行うときに、腸の筋肉が活発に動いているということ。
そして、筋肉が活発に動くと熱が生まれて身体を温めます。
では逆はどうでしょう?
消化活動が弱く、腸の筋肉がしっかりと動くことがなければ、
もちろん熱も生み出せません。熱が生まれないのだから、もちろん身体も冷えたまま。
身体を温めるためには、スムーズな消化活動(=腸が元気に動く)が欠かせないのですね。
(ファスティング中に身体が冷えやすくなるのも、消化活動を行わないことがひとつの原因です。)
身体を温めるためにも、腸が元気に動いてくれる環境を作ってあげることが大切!
でも、腸が元気に動いてくれるときって?
どのようなときでしょう?
答えは、
「副交感神経=リラックスしているときに活動的に働く神経」が優位なときです。
副交感神経にスイッチが入ると、腸が動きやすい状態になり、消化活動を通して身体全体に熱を送ってくれる状態になっていきます。
お腹のケアを通して副交感神経にスイッチを入れることで、腸の働きを良くして熱をうみ出しやすい身体の状態に整えていく。
これが、「腸のはたらく仕組み」と「冷え性改善」の関係です。
アブドミナルセラピーの施術は、柔らかいタッチでお身体をリラックス状態に導いていきます。
お身体をリラックス状態に導き、副交感神経にスイッチを入れることで、腸が元気に動くように整えていくので、施術後に「身体がポカポカする」とお話ししてくださる方も多いですよ。
深呼吸を行うことだけでも、副交感神経にスイッチが入りやすくなるので、冷え性や便秘にお悩みの方は、夜寝る前や朝起きたときに、深呼吸をしてみてくださいね。
アブドミナルセラピーも体質改善や、お身体のケアにお役立てて頂けたら嬉しいです。
本日もお読みくださりありがとうございました。
Lahja*リサ
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